1948-12-09 第4回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
この点は專賣局が改組されて、專賣公社等になつたあかつきにおいては、專賣事業としてもう少し活発な動きを見せてくれるものであるというように、期待しておるわけでありますが、しかしここで考えねばならない点は、十本六十円のピースは賣れないけれども、実際問題としては外國タバコのキヤメルとかチエスター・フイールドとかラツキー・ストライクというようなものが、二十本百三十円から百六十円で羽が生えたように賣れておるという
この点は專賣局が改組されて、專賣公社等になつたあかつきにおいては、專賣事業としてもう少し活発な動きを見せてくれるものであるというように、期待しておるわけでありますが、しかしここで考えねばならない点は、十本六十円のピースは賣れないけれども、実際問題としては外國タバコのキヤメルとかチエスター・フイールドとかラツキー・ストライクというようなものが、二十本百三十円から百六十円で羽が生えたように賣れておるという
そこにいろいろ考え違いや行き違いが起きると思うので、政府としては外國タバコに負けないような品物をつくつて、一應店舖に並べて自由販賣をさせたらどうかと思いますが、これに対する御所見を承りたい。
○日下部説明員 お話はまつたくごもつともで私どもも一日も早く外國タバコに負けないタバコをつくることに、一生懸命になつておるわけであります。ただいまある桃山というパイプタコバは、二十万グラムぐらいつくつておりますが、愛煙家に聞きますと、何処へ出しても恥しくないものだというお話であります。この一品だけでなく、さらにシガレツトにおいてもいいタバコをつくりたいと、今一生懸命になつておるわけであります。
代金にいたしまして千百二十一億二千四百万円、それから外國タバコ、これは進駐軍の放出タバコでございまして、これには巻タバコ、パイプ・タバコ、葉巻タバコ等があるのでございますが、全体合わせまして、金額にしまして六億八千三百万円を見込んでございます。その合計が千百二十八億八百万円でございます。
○石原(登)委員 こういうタバコが拂底している時分に、おいしいアメリカのタバコがはいつてくる、あるいは他國タバコがはいつてくるというのは、個人的には非常に喜ばしいことでありますが、日本の今日の財政の立場、特に財源の立場から申しましても、タバコから得るところの益金は非常な大きな面をもつておる。
○石原(登)委員 私もついでにちよつとお尋ねいたしますが、先般の新聞に、何か外國タバコを東久邇宮が中心になつて日本で賣りさばく、こういうような記事が出たようでありますが、こういうことに對して政府は何かそういう暗示でも與えられたかどうか。なお今後外國タバコを輸入して日本で賣らせるというようなお考えでもおもちでありますか。その點をお伺いいたします。